EMAARとは?ドバイ最大手デベロッパーの基本情報【図解あり】

1-1 EMAARはどんな企業?1997年設立の政府系デベロッパー

EMAAR Properties 企業概要
項目 内容
設立年月 1997年6月
創業者 モハメド・アラバール氏
上場市場 ドバイ金融市場(2000年3月25日上場)
主要株主 Investment Corporation of Dubai(約22.27%)
DH 7 LLC(約7.45%)
企業形態 準政府系企業(創業時はドバイ政府100%出資)
特徴 外国人投資家に株式公開した初の不動産会社

出典:Emaar Properties PJSC: 「Integrated Annual Report 2024(March 2025)」、Emaar Properties: 「Press Release – Emaar Records Highest Ever Sales, Revenue and Profit in 2024(March 2025)」

EMAAR Properties(エマール・プロパティーズ)は、1997年6月に設立されたドバイを代表する不動産開発会社です(*1)。

創業者は実業家のモハメド・アラバール氏であり、ドバイ政府が当初100%を出資する形でスタートしました。現在は、ドバイの政府系投資会社であるInvestment Corporation of Dubai(ICD)が約22.27%、DH 7 LLCが約7.45%を保有する準政府系企業として、高い信頼性を誇っています(*2)。

EMAARは2000年3月25日にドバイ金融市場に上場し、外国人投資家にも株式を公開した初めての不動産会社となりました。この透明性の高い経営体制が、国際的な投資家から支持される大きな要因となっています。

設立から約28年が経過した現在も、ドバイ経済の成長とともに事業規模を拡大し続けています。

1-2 不動産開発・モール・ホテルの3事業セグメント

EMAAR 事業セグメント別売上構成(2024年)

出典:Emaar Properties PJSC: 「Integrated Annual Report 2024(March 2025)」

EMAARの事業は、大きく分けて3つのセグメントで構成されています。

第一に不動産開発事業があり、2024年の売上高は265.3億AED(約1.1兆円)を記録しました(*1)。この部門では、住宅用マンション、ヴィラ、タウンハウスなどの開発を手掛けています。

第二にリース・小売・関連事業として、ショッピングモールの運営を展開しています。2024年の売上高は69.6億AED(約2,900億円)であり、総床面積1,050万平方フィート以上のモールポートフォリオを保有しています。稼働率は98.5%と非常に高い水準を維持しており、安定した収益源となっています。

第三にホスピタリティ事業では、38のホテルを運営し、約9,200室を提供しています。2024年の売上高は20.2億AED(約840億円)で、UAE国内のホテル稼働率は79%を記録しました。

この3事業の多角化により、EMAARは不動産市場の変動にも強い経営基盤を築いています。

1-3 2024年売上3.5兆円を支える収益モデル

EMAAR 2024年財務ハイライト

出典:Emaar Properties PJSC: 「Integrated Annual Report 2024(March 2025)」、Emaar Properties: 「Press Release – Emaar Records Highest Ever Sales, Revenue and Profit in 2024(March 2025)」

EMAARは2024年に過去最高の業績を達成し、総売上高は355億AED約1.4兆円)に達しました(*1)(*2)。これは前年比33%増という驚異的な成長率です。

収益モデルの中核をなすのは、不動産販売とその先行受注です。2024年の物件販売額は700億AED(約2.8兆円)に達し、前年比72%増という大幅な伸びを示しました。さらに、今後引き渡し予定の物件に対する収益バックログは、 1,100億超AED (約4.4兆円)に上ります。これは2023年比で55%増加しており、今後数年間の安定した収益成長が見込まれています

また、EMAARは現金ポジション500億AED(約2兆円)を保有しており、財務基盤は極めて堅固です。

この豊富な資金力により、新規プロジェクトへの投資や市場変動への対応力が高く、投資家にとって安心材料となっています。


EMAARの歴史と成長の歩み|ドバイを代表する開発企業へ

2-1 EMAAR設立からブルジュハリファ完成までの軌跡

EMAARの歴史は、1997年6月の設立から始まります(*1)。創業からわずか3年後の2000年にドバイ金融市場に上場を果たし、透明性の高い経営体制を確立しました。2001年には最初の大規模プロジェクトとしてドバイマリーナの開発を発表し、ドバイの海岸線に新たなライフスタイルを提案しました。

2003年には、ドバイの中心地となるダウンタウン・ドバイの開発計画を発表しました。この計画には、世界一の高さを誇るビル建設と大型ショッピングモールの建設が含まれていました。

2004年1月にはブルジュ・ハリファの建設が開始され、掘削工事がスタートしました。建設は段階的に進み、2005年3月に超高層構造の建設が始まり、2006年6月には50階に到達、2007年1月には100階に到達しました。

そして2010年1月4日、高さ828メートル世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファが正式にオープンしました。この建設には約2,200万人時の労働時間と、掘削開始から世界一の高さに達するまで1,325日を要しました。また、2008年にはドバイモールも開業し、ダウンタウン・ドバイはドバイの新たな中心地としての地位を確立しました。

ブルジュ・ハリファの家賃相場や投資価値については、こちらで詳しく書いています↓

2-2 ドバイの都市成長とともに拡大したEMAARの存在感

EMAARは、ドバイの都市開発と歩調を合わせて急速に成長してきました。2002年以降、EMAARが全世界で引き渡した住宅ユニットは11.84万戸以上に達し、そのうち約7.45万戸がUAE国内での引き渡しです(*1)。これは、ドバイの住宅供給において極めて大きな役割を果たしていることを示しています。

また、設立以来の累計販売戸数は17.12万戸以上に上り、そのうち70%以上がUAE国内での販売です。2024年時点で建設中の物件は5.05万戸以上あり、今後数年間の供給計画も着実に進行しています。

市場における地位も圧倒的です。EMAARは、中国を除くMENA地域のMSCI新興市場インデックスにおいて時価総額第1位を獲得しています。また、中国を含む新興市場全体では純利益第1位、中国を除く新興市場では売上高第1位を記録しており、国際的にも高く評価されています。

2024年12月31日時点での純資産価値は2,128億AED(約8.5兆円)に達しました。

2-3 世界進出によりグローバルブランドへ成長した理由

EMAARは2004年にEmaar International LLCを設立し、海外市場への本格的な進出を開始しました(*1)。現在では、エジプト、サウジアラビア、インド、トルコ、パキスタンなどの主要市場で事業を展開しています。国際事業における土地保有面積は、サウジアラビアのEmaar Economic Cityの11億平方フィートを除いても、約1.75億平方フィートに達します。

国際市場での販売実績も着実に積み上げており、設立以来の累計販売戸数は5.01万戸以上、引き渡し済み戸数は約4.41万戸です。特に2025年上半期には、国際事業での物件販売額が53億AED(約2120億円)に達し、前年同期比で200%増という急成長を遂げました。

国際事業からの売上高も増加しており、2025年上半期は10億AED(約400億円)で前年比26%増となり、グループ全体の売上高の約5%を占めるまでになりました。このグローバル展開により、EMAARは単なる地域デベロッパーから、世界的なブランドへと成長を遂げています。


なぜ日本人投資家にEMAARが選ばれるのか?

3-1 投資初心者にもわかりやすい透明性と管理体制

EMAARが日本人投資家に選ばれる第一の理由は、高い透明性と信頼できる管理体制にあります。

EMAARのコーポレートガバナンス体制は、UAE証券商品庁のガバナンスガイドのすべての主要要件に準拠しています(*3)。上場企業として、財務情報や事業計画を定期的に公開しており、投資判断に必要な情報が入手しやすい環境が整っています。

すべての物件販売代金は、RERA(不動産規制庁)が監督するエスクロー口座で管理されています。これにより、建設が予定通り進まない場合でも、資金が保護される仕組みが確立されています。透明性の高い資金管理体制が、投資初心者にとっての大きな安心材料となっています。

さらに、2025年2月にはMSCI ESG格付けがBBからBBBにアップグレードされ(*1)、環境・社会・ガバナンスの観点からも国際的に高い評価を受けています。この格上げは、持続可能な経営を重視する投資家からの信頼をさらに高める要因となっています。

3-2 日本人投資家が重視する物件品質と安全性

日本人投資家が特に重視する品質と安全性において、EMAARは業界トップクラスの基準を維持しています。

EMAAR独自のHSSE基準(健康・安全・セキュリティ・環境基準)を設けており、全事業部門で100%の遵守率を達成しています(*4)。建設段階から厳格な品質管理が行われており、2022年には3,862件の安全監査を実施しました。

建物の環境性能も優れており、ブルジュ・ハリファは2024年にLEED v4.1基準でプラチナ認証を取得しました(*1)。これは、エネルギー効率や環境配慮において最高レベルの評価を受けたことを意味します。また、ホスピタリティ部門では11の施設がグリーンキー認証を取得しており、持続可能性への取り組みも積極的に進めています。

アフターサービスの体制も充実しており、顧客満足度94.2%という高い評価を得ています。物件引き渡し後の不具合対応や定期メンテナンスも迅速に行われ、長期的な資産価値の維持に貢献しています。

このような徹底した品質管理と安全性への配慮が、日本人投資家の信頼を集めている理由です。

3-3 日本語サポート体制と購入後のアフターフォロー

EMAARは、購入者向けのデジタルカスタマーケアプラットフォームを充実させています。Emaar Oneアプリ、WhatsAppサービス、チャットボットなどを通じて、多様なニーズに対応しています(*4)。また、フリーダイヤル800 EMAAR(36227)で24時間365日のカスタマーサービスを提供しており、緊急時の対応も可能です(*5)。

日本市場向けには、EMAARの公式パートナーである日本の不動産仲介会社を通じた購入サポートが一般的です。これらの企業では、日本語での物件紹介、契約手続きのサポート、購入後の管理代行サービスなどを提供しており、言語や文化の壁を感じることなく投資を進められます。

物件購入後は、Emaar Community Managementによる一元的な管理サービスが提供されます。これには、共用部の清掃・メンテナンス、セキュリティ管理、施設の運営などが含まれます。日本にいながらドバイの物件を管理できる体制が整っており、遠隔地投資のハードルを大きく下げています。

こうした包括的なサポート体制が、日本人投資家にとっての大きな安心材料となっています。


EMAAR投資の5大メリット

4-1 ドバイ政府系案件への強い関与で安定した事業基盤

EMAAR投資の第一のメリットは、ドバイ政府系企業としての強固な事業基盤です。筆頭株主はドバイの政府系投資会社であるInvestment Corporation of Dubai(ICD)で、約22.27%の株式を保有しています(*2)。また、DH 7 LLCも約7.45%を保有しており、政府との強いつながりが事業の安定性を支えています。

財務基盤も極めて堅固であり、2024年時点での純資産価値は2,128億AED(約8.5兆円)に達します(*1)。現金ポジションは500億AED(約2兆円)を保有しており、市場変動や経済危機に対する高い耐性を持っています。

信用格付けも高く、国際的な格付け機関からBBB/Baa2の格付けを取得し、見通しは安定的とされています。この格付けは投資適格級であり、機関投資家からも信頼されている証です。

設立当初はドバイ政府が100%を出資していた歴史も、政府の強力なバックアップを受けている証拠であり、長期的な事業継続性において大きな安心材料となっています。

4-2 豊富な賃貸需要により高い利回りを実現しやすい

EMAARの物件は、ドバイの中でも特に賃貸需要が高いエリアに集中しています。ダウンタウン・ドバイ、ドバイマリーナ、ドバイヒルズエステートなどは、駐在員や富裕層に人気の居住エリアであり、常に安定した賃貸需要があります。これらのエリアでは、立地の良さとブランド力により、空室リスクが低く抑えられます。

EMAARのモールポートフォリオが稼働率98.5%を維持していることは(*1)、商業施設においても高い需要があることを示しています。住宅においても同様の傾向があり、プライムロケーションに位置する物件は、競合他社の物件と比較しても賃料設定が高く、かつ入居率も高い傾向にあります。

ドバイ全体の不動産市場が成長を続けていることも、賃貸需要を支える要因です。

2024年の物件販売額が前年比72%増という急成長を遂げていることからも(*2)、投資家や居住者の流入が続いていることがわかります。EMAARのブランド力と優れた立地により、長期的に安定した賃貸収入を期待できる環境が整っています。

4-3 長期的に資産価値が下がりにくいブランド力

EMAARは、中国を除くMENA地域のMSCI新興市場インデックスにおいて時価総額第1位を獲得しています(*1)。2023年8月時点での企業評価額は168億米ドル(約2.5兆円)に達し、世界的にも高く評価されています。このブランド力は、物件の資産価値を長期的に支える重要な要素です。

EMAARのブランドポートフォリオには、世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファ、2023年と2024年に世界で最も訪問者が多い場所となったドバイモール、世界最大の音楽噴水であるドバイファウンテンなど、国際的に知名度の高いランドマークが含まれています。

これらのアイコニックなプロジェクトが、EMAAR全体のブランド価値を高めています。

実績面でも、2002年以降に11.84万戸以上の物件を引き渡してきた確かなトラックレコードがあります。期限通りの引き渡しを重視する姿勢も、投資家からの信頼を高めています。

4-4 オフプラン投資で初期費用を抑えやすい柔軟性

EMAARのオフプラン物件投資では、柔軟な支払いプランが提供されています。一般的には、予約時に頭金として10〜20%を支払い、残りの金額を建設進捗に合わせて分割払いする仕組みが採用されています。代表的なプランとしては、頭金20%、建設期間中に60%、引き渡し時に20%を支払う80/20プラン、または建設期間中に85%、引き渡し時に15%を支払う85/15プランなどがあります。

支払いスケジュールは、建設のマイルストーン(基礎工事完了、躯体完成、内装工事完了など)に連動して設定されるため、建設進捗を確認しながら段階的に資金を投入できます。これにより、初期投資額を抑えつつ、ドバイ不動産市場に参入することが可能です。

また、すべての支払いはRERA(不動産規制庁)が監督するエスクロー口座で管理されています。これにより、建設が予定通り進まない場合や、デベロッパーに問題が発生した場合でも、投資家の資金が保護される仕組みが整っています。

この透明性の高い資金管理体制が、オフプラン投資のリスクを軽減し、安心感を提供しています。

4-5 グローバル投資家から支持される国際的な信頼度

EMAARは、外国人投資家に対しても完全に開かれた企業です。

株式に関しては、外国人投資家が最大100%まで保有可能であり(*6)、投資の自由度が高いです。2000年にドバイ金融市場に上場した際、外国人投資家に株式を公開した初めての不動産会社となり、当初は20%まで外国人保有が認められていました。現在ではこの制限が撤廃され、グローバル投資家にとってアクセスしやすい投資対象となっています。

現在、アフリカ、アジア、北米、中東の36カ国で事業を展開しており(*1)、グローバルな事業基盤を持っています。2025年上半期の国際事業での物件販売額は53億AED(約2,120億円)に達し、前年同期比で200%増という急成長を遂げました。

このグローバルな事業展開と透明性の高い経営が、世界中の投資家からの支持を集めています。


EMAARの代表プロジェクト実績

5-1 世界一の高層ビル「ブルジュハリファ」とドバイモール

EMAARの代表的なプロジェクトといえば、世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファです。

高さ828メートルのこの超高層ビルは、2010年1月4日に正式にオープンしました(*1)。建設費は推定15億米ドル(約2,200億円)に上り、ドバイのシンボルとして世界中に知られています。2024年には、LEED v4.1基準でプラチナ認証を取得し、環境性能の高さも証明されています。

ドバイモールは、総面積112.4万平方メートルを誇る世界最大級のショッピングモールです。2023年と2024年には世界で最も訪問者が多い場所となり、2024年には1.11億人の来場者を記録しました。モール内には1,200以上の店舗が入居しており、小売、飲食、エンターテインメントが一体となった施設として、年間を通じて安定した集客を実現しています。

2024年6月には、AED 15億(約1,560億円)を投じた拡張計画が発表され、240の新しい高級小売店・飲食店が追加される予定です。

ブルジュ・ハリファやドバイモールがあるダウンタウン・ドバイエリアについては、こちらで詳しく書いています↓

5-2 海辺の人気開発地「Emaar Beachfront」シリーズ

Emaar Beachfrontは、ドバイハーバーに位置する1,000万平方フィート規模のウォーターフロント開発です(*7)。パーム・ジュメイラとドバイマリーナの間に位置し、シェイク・ザイード・ロードへのアクセスも良好な立地にあります。このプロジェクトは2018年初頭にローンチされ、段階的に開発が進行しています。

開発計画では、合計27棟の高級住宅タワーが建設される予定であり、海辺のライフスタイルを求める富裕層に人気です。1.5キロメートルのプライベート白砂ビーチが整備されており、リゾートのような居住環境が魅力です。また、1.3万平方メートルの小売モールも開発計画に含まれており、日常の買い物やレジャーも敷地内で完結できる設計となっています。

一部のタワーはすでに完成・入居済みであり、ドバイの海岸線を一望できる眺望と、充実したアメニティ(プール、ジム、キッズエリアなど)が特徴です。ドバイマリーナやJBR(ジュメイラ・ビーチ・レジデンス)と並ぶ人気のウォーターフロント開発として、投資家や居住者から高い関心を集めています。

Emaar Beachfrontに隣接するドバイマリーナについては、こちらで詳しく書いています↓

5-3 新興住宅エリア「Dubai Hills」や「Downtown Dubai」

Dubai Hills Estateは、EMAARが手掛ける最大級のマスタープラン開発の一つです。総面積は1,100万平方メートルに及び、大規模なコミュニティとして計画されています(*1)。このエリアには、18ホールのチャンピオンシップゴルフコースが整備されており、スポーツ愛好家にとって魅力的な環境が提供されています。

また、Dubai Hills Mallも開業しており、ショッピングやダイニングの利便性も高いです。

Dubai Hills Estateは、ファミリー層に人気のエリアであり、学校、医療施設、公園などの生活インフラが充実しています。緑豊かな環境と都市へのアクセスの良さを両立しており、近年注目を集めている開発エリアです。

一方、Downtown Dubaiは、先述のブルジュ・ハリファとドバイモールを中心とした2平方キロメートルの複合開発です。推定開発費は200億米ドル(約3兆円)に上り、2017年時点での居住人口は約1.32万人でした。Downtown Dubaiは、ドバイの中心地としての地位を確立しており、ビジネス、居住、観光のすべてが集約された世界的に有名なエリアとなっています。


2025年始動のEMAAR最新プロジェクト|注目の開発エリア

6-1 EMAAR Southなど、次世代型都市開発の全貌

Emaar Southは、ドバイ南部に位置する次世代型の都市開発プロジェクトです。

アル・マクトゥーム国際空港の近くに位置し、総面積は700ヘクタールに及びます(*1)。このマスタープランには、1.5万戸以上の住宅(ヴィラ、タウンホーム、タウンハウス、アパートメント)が計画されています。

Emaar Southの大きな特徴は、18ホールのチャンピオンシップゴルフコースとクラブハウスが整備されることです。ゴルフを中心としたライフスタイルを提案しており、スポーツとレジャーを重視する層に訴求しています。第一フェーズは2025年に完成予定であり、将来的には100万人以上の居住者を受け入れる計画となっています。

アル・マクトゥーム国際空港の拡張計画と連動しており、今後の交通アクセスの向上も見込まれています。ビジネス、居住、レジャーが融合した次世代型のコミュニティとして、長期的な成長が期待されています。

6-2 新規発表「The Oasis」「Dubai Creek Harbour」に注目

The Oasisは、2024年に発表されたEMAARの最大級のプロジェクトの一つです。総面積は940万平方メートルに及び、プロジェクト総額は730億AED(約3兆円)に達します(*1)。

The Oasisには、7,000戸以上の住宅ユニット(ヴィラとマンション)が計画されており、土地の25%は湖、水路、公園、ジョギングトラック、緑地、高級アメニティに充てられます。また、約14万平方メートルの小売エリアも整備される予定です。ドバイランドに位置し、Downtown Dubaiから車で20分の距離にあります。

Dubai Creek Harbourは、総面積600万平方メートルのウォーターフロント開発であり、Downtown Dubaiの2倍の規模を誇ります(*8)。このプロジェクトには、著名建築家サンティアゴ・カラトラバが設計したThe Towerの建設も含まれています。将来的な開発余地として約930万平方メートルが確保されており、長期にわたる段階的な開発が計画されています。

6-3 2025年以降に拡大が期待される注目エリアと将来性

EMAARは2024年に、ドバイ市内の約1,310万平方メートルの優良開発用地を新たに取得し、総開発価値は960億AED(約3.8兆円)に達します(*1)。取得した土地には、The Heights Country Club & WellnessやGrand Polo Club & Resortなどのプロジェクトが計画されています。

今後4〜5年間で、EMAARは4万戸以上の物件を引き渡す予定であり、供給計画は着実に進行しています。2024年時点でのUAE国内の開発用地は約3,760万平方メートル以上を保有しており、長期的な成長余地が十分に確保されています。また、18の新規ホテルがパイプラインに含まれており、ホスピタリティ事業の拡大も計画されています。

収益バックログは1,100億AED超(約4.4兆円)に達しており、今後数年間の安定した収益成長が見込まれています。2024年には62の新規プロジェクトがマスタープラン全体でローンチされ、継続的な供給が行われています。

EMAARの強固な財務基盤と豊富な土地ポートフォリオにより、ドバイ不動産市場における主導的地位は今後も維持されると予想されます。


FAQ|EMAARについてよくある質問

Q
EMAARはなぜ他のデベロッパーより人気があるの?
A

EMAARは、中国を除くMENA地域のMSCI新興市場インデックスで時価総額第1位、中国を含む新興市場全体で純利益第1位、中国を除く新興市場で売上高第1位を獲得しており、市場での圧倒的な地位を築いています。

2002年以降に11.84万戸以上を引き渡した実績と、2022年時点で顧客満足度94.2%という高評価も、人気の理由です。また、ブルジュ・ハリファや世界で最も訪問者が多いドバイモールなどのアイコニックなプロジェクトを手掛け、期限通りの引き渡しを重視する姿勢が投資家の信頼を集めています。

Q
EMAARの物件は日本からでも購入できる?外国人でも大丈夫?
A

はい、購入可能です。

EMAARの株式は外国人投資家が最大100%まで保有可能であり、物件についてもフリーホールドゾーン内のすべてのプロジェクトで、居住者・外国人を問わず購入できます。UAE居住権、ドバイの銀行口座、現地法人設立などは購入の必須条件ではありません。

Q
EMAAR物件の平均利回りはどのくらい?どんな投資家に向いている?
A

EMAARは公式に利回りデータを公表していませんが、一般的な市場分析によれば、Dubai Hills Estateなどのエリアでは6〜7%程度の賃貸利回りが期待できるとされています。

EMAAR物件は、ブランド力と優れた立地により安定した賃貸需要があるため、インカムゲイン重視の投資家に適しています。また、長期的な資産価値の上昇も期待できることから、キャピタルゲインを狙う投資家にも向いています。柔軟なオフプラン支払いプランにより、初期投資を抑えたい投資初心者から、複数物件を保有する経験豊富な投資家まで、幅広い層に適した投資対象といえます。


まとめ|ドバイ不動産ならEMAARを選ぶ理由

EMAAR Propertiesは、1997年の設立以来、ドバイを代表する不動産デベロッパーとして確固たる地位を築いてきました。2024年には総売上高AED 355億(約1.4兆円)を達成し、前年比33%増という驚異的な成長を遂げています。

世界一の高さを誇るブルジュ・ハリファや世界で最も訪問者が多いドバイモールなど、グローバルに知られるランドマークを手掛け、ブランド力は他の追随を許しません。

政府系企業としての安定性、11.84万戸以上の引き渡し実績、顧客満足度94.2%という高評価、そして投資適格級の信用格付けが、国際的な投資家からの信頼を集めています。日本人投資家にとっても、透明性の高い管理体制、厳格な品質管理、柔軟な支払いプランが大きな魅力です。

今後も、The OasisやDubai Creek Harbourなどの大型プロジェクトが進行し、4万戸以上の供給が予定されています。ドバイ不動産投資を検討するなら、EMAARは最も信頼できる選択肢の一つといえるでしょう。

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