ドバイ シティーウォークとは?立地と特徴【図解あり】

1-1. Meraas開発の高級複合エリア|ショッピング・居住・観光が融合

シティーウォークは、ドバイの大手デベロッパーMeraas Holdingsが開発した高級複合エリアです。約90万平方メートルの広大な敷地に、ショッピング、居住、観光の3つの機能が一体化した都市空間として設計されています(*1)。

このエリアには34棟の5階建てから6階建てのミッドライズアパートメント、81,000平方メートルの小売・飲食スペース、17,000人収容のコカ・コーラアリーナ、カナディアン大学ドバイ校などが含まれています。国際的なブランドショップ、高級レストラン、ラグジュアリーレジデンス、ホテルが共存し、歩行者に優しい設計が特徴です。

Meraasは2020年にDubai Holdingの傘下となり、Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoumが会長を務める信頼性の高い企業です(*2)。

1-2. ブルジュ・ハリファから徒歩圏内の好立地が人気の理由

シティーウォークの最大の魅力は、ドバイの中心部に位置する抜群の立地です。

世界一高いビルであるブルジュ・ハリファやドバイモールから徒歩10〜15分の距離にあり(*3)、Al Safa StreetとAl Wasl Roadの交差点に面しています。ドバイメトロのレッドラインBurj Khalifa/Dubai Mall駅から徒歩圏内でアクセスできるため、車を持たない居住者や観光客にも便利です(*4)。

周辺の主要スポットへのアクセスも優れており、ジュメイラビーチまで10分、ブルジュ・アル・アラブまで15分、ドバイ国際空港まで15分の距離です(*5)。RTA(ドバイ道路交通局)のバス路線C14、28、81、7番が利用可能で、公共交通機関でのアクセスも容易です。

この立地の良さが、居住者と投資家の両方から高い評価を受ける理由となっています。

ブルジュ・ハリファについては、こちらで詳しく書いています↓

1-3. ヨーロッパの街並みを再現した低層デザインで開放感がある

シティーウォークの建築デザインは、ヨーロッパの都市を彷彿とさせる洗練されたスタイルが採用されています(*1)。

世界的な建築設計事務所Benoyが手がけたこのプロジェクトは、5階建てから6階建ての低層建築が中心で、ドバイの他のエリアに見られる高層タワーとは一線を画しています。樹木が並ぶ大通り、広い歩行者専用コリドー、国際的なアーティストによるストリートアートが都市の背景を形成し、西洋的なデザイン美学が取り入れられています。

Benoyは「シックなヨーロッパファッションとロンドンの雰囲気を融合させた」と表現しており(*6)、歩行者にとって快適な環境が整備されています。

高層ビルが立ち並ぶドバイの中で、開放的で人間的なスケール感を持つこのエリアは、富裕層や駐在員ファミリーから特に人気を集めています。低層デザインにより、各住戸からの眺望が確保され、コミュニティ感覚が生まれやすい設計となっています。


シティーウォークの観光スポット|ファミリーから大人まで楽しめる施設

2-1. ザ・グリーンプラネット|3,000種の動植物がいる室内熱帯雨林

ザ・グリーンプラネットは、シティーウォークを代表する観光施設です。

3,000種以上の動植物が生息する室内バイオドーム型の熱帯雨林として、2016年9月に一般公開されました(*7)。約5,574平方メートルの面積を持ち、高さ25メートルの世界最大の人工生命維持樹を中心に構成されています(*8)。

施設内は25〜28度の熱帯気候に保たれており、LEED認証を取得したドバイ市の環境基準に適合した持続可能な設計です(*9)。ファミリー層に人気があり、子どもから大人まで熱帯雨林の生態系を体験できる教育的な要素も備えています。

Meraasが運営するこの施設は、シティーウォークの観光価値を高める重要な役割を果たしています。

2-2. 高級ブランドから日常使いまで|多彩なショップが集結

シティーウォークには170以上の小売店舗と飲食店が集まり、多様なショッピング体験を提供しています(*10)。

公式サイトに掲載されている店舗には、7 For All Mankind、Lululemon、Adidas、Pumaなどの国際的なファッションブランド、Sephoraなどの美容ブランドが含まれます(*1)。高級ブランドから日常使いのカジュアルショップまで幅広く揃っており、居住者にとっても観光客にとっても利便性の高いショッピング環境が整備されています。

2-3. 多国籍レストラン&カフェ|ミシュラン級から気軽なカフェまで

シティーウォークの飲食シーンは、ミシュランガイドに認定されたレストランから気軽なカフェまで多彩です。

特筆すべきは、Goldfish Sushi & Yakitoriがミシュランガイド・ドバイでビブグルマンを獲得し、2025年版でも維持していることです(*12)。その他にも、%Arabicaコーヒー、L’Antica Pizzeria da Michele(イタリアン)、La Serre(フレンチビストロ)、Massimo’s Italian Restaurantなど、多国籍料理を提供する上質なレストランが揃っています(*1)。

アルフレスコダイニング(屋外飲食)スタイルの店舗も多く、ドバイの快適な気候を楽しみながら食事ができる環境が整っています。

2-4. 屋外アート展示とフォトスポット|インスタ映えする街並み

シティーウォークは、公共アートとストリートアートで彩られた空間として知られています。

2016年にMeraas Holdingが開催したDubai Walls Street Art Festivalでは、5大陸から16人の国際的に著名なストリートアーティストが招待されました(*13)。参加アーティストには、Nick Walker(英国)の”Vandal / I love Dubai”、ICY & SOT(イラン/米国)の”Let her be Free”、Rone(オーストラリア)の”Nadila”、Beau Stanton(米国)の”Dubai Lenticular Mural”、The London Police(英国)、Blek Le Rat(フランス)、DFace(英国)、Ben Eine(英国)、ROA(ベルギー)、Vhils(ポルトガル)、Eelus(英国)、El Seed(フランス/チュニジア)の”Declaration”、Etam Cru(ポーランド)などが含まれます。

さらに、UAEのアーティストMattar Bin Lahejによる彫刻作品”Al Sa’ada”(幸福)と”Aya”(2024年追加)も展示されています。樹木が並ぶ大通りと広い歩行者コリドーに配置されたこれらのアート作品は、インスタグラムなどのSNSで映えるフォトスポットとして人気を集めています。


シティーウォークの住環境の魅力|暮らしやすさと生活利便性

3-1. 徒歩圏内に生活必需施設が揃い車なしでも快適に暮らせる

シティーウォークは、歩行者に優しい自己完結型のライフスタイル拠点として設計されています。小売、飲食、エンターテイメント、ホスピタリティ、ウェルネス、自動車関連施設が徒歩圏内に集約されており、日常生活に必要なものがすべて揃っています。

特に重要な施設として、Valiant Clinic & Hospitalがあります。この医療施設は投資額3億AED(約120億円)、面積15,000平方メートルで、Houston Methodist Global Health Care Servicesが管理する総合医療サービスを提供しています(*1)。

教育施設としてはCanadian University of Dubaiがシティーウォーク内に位置しており、エンターテイメント施設には17,000人収容のCoca-Cola Arena、The Green Planet、Roxy Cinemas、NoWayOut Escape Room、Brass Monkeys(ボウリング・アーケード)などがあります(*14)。

これらの施設が徒歩圏内に揃っているため、車を所有しなくても快適に暮らせる環境が整っています。

3-2. 治安と清潔さが保たれており家族で安心して住める

ドバイは世界でも有数の安全な都市として知られています。

Dubai Policeの公式データによると、2024年の主要犯罪率は人口10万人あたり31.4件で、2022年の33.7件、2017年の36.4件から着実に減少しています(*15)。具体的な犯罪率は、殺人0.2件、暴行1.5件、強盗4.5件、窃盗7.6件(いずれも人口10万人あたり)と極めて低い水準です。2025年には、ドバイは世界第3位の安全都市に選ばれ、Safety Indexが83.8、Crime Indexが16.2という高評価を獲得しました(*16)。

シティーウォークエリアは24時間セキュリティ体制が整備されており、ファミリー層が安心して暮らせる環境が整っています。清潔さも保たれており、公共スペースの維持管理が行き届いているため、子育て世代にとって理想的な住環境と言えます。

3-3. インターナショナルなコミュニティで多国籍な交流ができる

シティーウォークは、若い専門職、ファミリー層、外国人駐在員が集まる国際的なコミュニティです。

ドバイ全体では人口の約88%が外国人であり、シティーウォークも同様の国際的な構成を持つと考えられます。定期的に開催される文化イベントやフェスティバルを通じて、多国籍な交流が促進されています。

高級ブランドショップ、多国籍レストラン、国際的なアート展示などが集まる環境は、世界中から集まる居住者にとって魅力的なライフスタイルを提供しています。インターナショナルスクール(Canadian University of Dubai)やグローバルな医療サービス(Houston Methodist系列)の存在も、国際的なコミュニティ形成に貢献しています。

駐在員や移住者にとって、同じような背景を持つ人々との交流機会が豊富なエリアです。


シティーウォークの不動産の価格相場|2026年1月最新データ

4-1. 平米単価は高めだが立地とブランド価値に見合った価格設定

シティーウォークの不動産価格は、ドバイの高級住宅エリアの中でもプレミアム価格帯に位置します。

シティーウォーク物件価格帯(2025年10月時点)
物件タイプ 価格帯(AED) 価格帯(円換算)
1ベッドルーム 160万〜200万 約6,400万〜8,000万円
2ベッドルーム 250万〜350万 約1億〜1.4億円
賃料成長実績 2018Q1〜2022Q4:+55.4%

出典:City Walk Central Park: 「The Ultimate City Walk Dubai Investment Guide for Smart Investors (2025年10月)」、CBRE Middle East: 「The Dubai Metro Report 2023」

2025年のドバイ不動産市場は、2024年の19〜30%上昇に続き、第1四半期に前期比2.8%の成長を維持しました(*17)。2025年10月時点でシティーウォークの1ベッドルームユニットの平均価格は160万〜200万AED(約6,400万〜8,000万円)、2ベッドルームは250万〜350万AED(約1億〜1.4億円)の価格帯です(*18)。

シティーウォークの賃料は2018年第1四半期から2022年第4四半期にかけて55.4%上昇し、ドバイの主要住宅エリアの中で最も高い成長率を記録しました(*19)。この実績は、ブルジュ・ハリファ徒歩圏内という立地Meraasブランドの信頼性170以上の商業施設が集積する利便性が市場で高く評価されていることを示しています。

立地とブランド価値に見合った適正価格が維持されるエリアです。

4-2. 賃貸利回り5〜7%|プレミアムエリアとして安定収益

ドバイの賃貸利回りは、国際的な主要都市と比較して高水準を維持しています。

ドバイエリア別賃貸利回り比較(2025年)

出典:Top Luxury Property: 「Is City Walk Dubai the Best Place to Invest in 2025? (2025年12月)」、Global Property Guide: 「Gross rental yields in United Arab Emirates (2025年5月)」

ドバイの住宅平均利回りは6.31%で、UAE内でも最も高い水準です(*20)。2025年のドバイ全体では、スタジオで8.2%、1ベッドルームで7.0%、2ベッドルームで7.1%という利回りが報告されています(*24)。

シティーウォークに特化したデータでは、2025年12月時点で1ベッドルームユニットの平均ROI(投資収益率)が5.59%と報告されており、Business Bay(4.9%)やJumeirah Village Circle(5.2%)などの他のエリアを上回っています(*25)。

ロンドン(3〜4%)やニューヨーク(2〜3%)と比較すると、プレミアムエリアでありながら高い投資収益性を維持していることがわかります。

ビジネスベイについては、こちらで詳しく書いています↓

4-3. 価格上昇トレンドが続いており早期購入がキャピタルゲイン獲得のカギ

ドバイの不動産市場は力強い成長を続けています。

2024年に19〜30%の価格上昇を記録し、2025年第1四半期も前期比2.8%の成長を維持しました(*17)。シティーウォークは2018年から2022年にかけて賃料が55.4%上昇した実績があり(*19)、プレミアムロケーションとして市場平均を上回る資産価値成長を示しています。

早期購入のメリットは複数あります。

第一に、200万AED(約8,000万円)以上の物件購入でUAE Golden Visa(10年ビザ)が取得可能となり(*25)、投資家需要が底堅く推移しています。第二に、2025年のドバイ観光客数は2,000万人以上が見込まれており、ブルジュ・ハリファ徒歩圏内という立地は短期賃貸需要を確保します。

市場全体で供給増加が予測される中でも、立地とブランド価値に支えられたプレミアムエリアは価格安定性が高く、中長期的なキャピタルゲイン獲得に適したエリアです。


シティーウォークの不動産投資のメリットと将来性

5-1. 観光需要と居住需要の両方を狙えるため空室リスクが低い

シティーウォークは、観光客と長期居住者の両方にアピールする立地を持つため、空室リスクが低いエリアです。

2024年1月から11月までの11ヶ月間で、ドバイの国際訪問者数は前年同期比で9%増加しました(*19)。ホテルの平均客室単価(ADR)は2%上昇、客室あたり売上(RevPAR)は3%上昇しており、観光需要が堅調に推移していることがわかります。

シティーウォークはブルジュ・ハリファから徒歩圏内という観光客に魅力的な立地にありながら、The Green Planet、Coca-Cola Arena、170以上のショップ・レストランなど、長期居住者にとっても利便性の高い施設が揃っています。また、シティーウォークの賃料が55.4%成長し(*19)、これは高い需要と低い空室率を間接的に証明しています。

観光と居住の二つの需要源を持つことが、投資リスクの分散につながります。

ちなみに、ドバイ不動産投資の税制メリットについては、こちらで詳しく書いています↓

5-2. ドバイ2040都市計画で周辺インフラ整備が進み資産価値上昇が見込める

ドバイ政府が2021年に発表したドバイ2040都市計画は、シティーウォーク周辺のインフラ価値を大きく高める計画です。この計画では、緑地とレジャーエリアを2倍に拡大し、住民の80%が20分以内に必須サービスにアクセスできる「20分都市」構想を目指しています(*21)。

2024年12月に承認されたDubai Walk Master Planでは、6,500kmの統合歩道ネットワークを整備し、そのうち3,300kmが新設、2,300kmが改修される予定です(*22)。この計画により、徒歩と軽モビリティの移動比率を現在の13%から2040年までに25%へ引き上げることを目標としています。

シティーウォークに直接影響する重要プロジェクトとして、Al Safa Street改良工事があります(*23)。Sheikh Zayed RoadからAl Wasl Roadまでの1.5km区間で、移動時間を12分から3分へ75%短縮する計画です。2つの新トンネル(1,005mと750m)が建設され、道路容量が1時間あたり8,000台から12,000台へ増加します。

これらのインフラ整備により、シティーウォークの不動産資産価値は中長期的に上昇すると見込まれます。

5-3. Meraasの管理体制が整っており海外投資初心者でも運用しやすい

Meraas Holdingsは、2007年設立のドバイを代表する総合デベロッパーで、不動産開発、小売、ホスピタリティ、レジャー・エンターテイメント、医療など多岐にわたる事業を展開しています(*2)。

2020年にDubai Holdingの傘下となり、Sheikh Ahmed bin Saeed Al Maktoumが会長を務める信頼性の高い企業体制です。Meraasの不動産ポートフォリオには、不動産開発販売と資産管理サービスが含まれています。

Dubai Holding Community Managementが、Meraasコミュニティの管理を「世界クラスのサービス」で提供しています(*24)。物件オーナーは、コミュニティ管理サービスに加えて、必要に応じて第三者の不動産管理会社に賃貸管理を委託することも可能です。

Meraasブランドの信頼性、Dubai Holdingという親会社の財務基盤、長年の実績により、海外不動産投資の初心者でも安心して運用できる体制が整っています。特に日本人投資家にとって、確立された管理システム英語対応可能なサポート体制は大きなメリットです。

ちなみに、Meraasの開発実績や他のプロジェクトについては、こちらで詳しく書いています↓


FAQ|シティーウォークの不動産でよくある質問

Q
シティーウォークの不動産購入で初期費用はいくらかかる?
A

物件価格に加えて約7〜8%の諸費用が必要です

主な内訳は、DLD譲渡手数料が物件価格の4%、登記費用が2,000〜4,000AED(約8〜16万円)+VAT、不動産仲介手数料が物件価格の2%です。住宅ローン利用時は、モーゲージ登録料0.25%、銀行手数料1%、物件評価費用2,500〜3,500AED(約10〜14万円)が追加されます。

Q
日本人でもドバイで住宅ローンは組める?
A

UAE非居住者でもドバイで住宅ローンの利用が可能です。

ただし頭金は通常35〜50%が必要で、LTV(融資比率)は50〜65%が一般的です。最低月収要件は15,000〜25,000AED(約60〜100万円)、最長返済期間は20〜25年です。Emirates NBD、HSBC UAE、Mashreq Bank、FAB、ADCBなどの主要銀行が非居住者向けローンを提供しています。

Q
シティーウォークの物件を購入後、誰が管理してくれる?
A

開発者MeraasとDubai Holding Community Managementが物件管理を担当します。

共用部分の維持管理、セキュリティ、清掃はコミュニティ管理会社が行います。賃貸運用を希望する場合は、第三者のプロパティマネジメント会社に入居者募集や賃料回収を委託できます。


まとめ|シティーウォークは2026年注目の投資エリア

シティーウォークは、Meraas開発の約90万平方メートルの高級複合エリアです。ブルジュ・ハリファから徒歩10〜15分の好立地、170以上のショップ・レストラン、ミシュラン認定レストランが魅力です。

不動産投資では賃料成長率55.4%を記録し、2024年の価格上昇率19.1%という実績があります。Dubai 2040計画による周辺インフラ整備と観光需要9%増により、資産価値の上昇が期待できます。

Meraasの管理体制により、海外投資初心者でも安心して運用できる2026年注目のエリアです。

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