パーム・ジュメイラとは?ドバイ人工島の概要と魅力【図解あり】
1-1 世界最大級の人工島としての特徴
項目 | 数値 | 備考 |
---|---|---|
総面積 | 560ヘクタール (6.5 km²) |
サッカー場約600個分に相当 |
海への伸張距離 | 5キロメートル | ペルシャ湾へ伸びる |
使用した砂の量 | 9,400万〜1億2,000万 立方メートル |
海底から浚渫した砂 |
使用した岩石量 | 700万トン | 防波堤建設用 |
防波堤の長さ | 11キロメートル | 三日月形のクレセント部分 |
追加された海岸線 | 78キロメートル | ドバイの海岸線に追加 |
総建設費用 | 100億〜120億ドル (約1兆5,000億〜1兆8,000億円) |
インフラ・建設費含む |
着工年 | 2001年6月 | 約3年以上の浚渫作業 |
初回物件引渡し | 2006年 | 最初の住宅ユニット |
出典:Nakheel: 「Palm Jumeirah – Luxury Residences, Retail, Leisure」(March 2023)、APIL Properties: 「Cost of the Palm Jumeirah Project」(March 2025)
パーム・ジュメイラは、560ヘクタールの面積を誇る世界最大級の人工島です(*1)。ペルシャ湾から5キロメートル沖合に伸びるこの島は、ナツメヤシの木の形を模した独特のデザインで知られています。建設には1億1,000万立方メートルの砂が使用され、総工事費は約100億ドル、日本円で約1兆5,000億円に達しました(*2)(*3)。
この人工島はドバイの海岸線に78キロメートルを追加し、約600個のサッカー場に相当する広大な土地を創出しました(*3)(*4)。現在では約25,000人が居住し、高級住宅地としての地位を確立しています。夏季には本土よりも最大5度低い気温を保つなど、快適な居住環境が整っています(*5)。
島内には30以上のラグジュアリーホテルが立ち並び、アトランティス・ザ・パームやワン&オンリー・ザ・パーム、ウォルドーフ・アストリアなどの世界的ブランドが揃います。トランク部分には6,000戸以上の高級アパートメントが、17本のフロンド部分には約1,500戸のビーチフロント・ヴィラが配置されています(*6)。
1-2 ドバイの象徴的リゾートとしての位置づけ
施設カテゴリー | 戸数・施設数 | 所在エリア | 特徴 |
---|---|---|---|
高級アパートメント | 6,000戸以上 | トランク部分 | ウォーターフロント高層住宅 |
ビーチフロント・ヴィラ | 約1,500戸 (1,730戸超) |
17本のフロンド | プライベートビーチ付き |
ラグジュアリーホテル | 30以上 | 主にクレセント部分 | 5つ星・超高級リゾート中心 |
代表的ホテル | — | クレセント | アトランティス、ワン&オンリー、 ウォルドーフ・アストリア等 |
ショッピングモール | 2施設 | トランク | ナキールモール、 ザ・ポイント(80+店舗) |
レストラン・カフェ | 100以上 | 全エリア | 高級レストラン、 ビーチクラブ含む |
マリーナ施設 | 複数 | トランク・フロンド | プライベート・マリーナ |
ビーチクラブ | 10以上 | 海岸線沿い | プライベートプール、 ウォータースポーツ施設 |
交通インフラ | 1路線 | トランク全長 | 中東初のモノレール (2009年開業) |
総居住者数 | 約25,000人 | 全エリア | 2025年時点 |
出典:Knight Frank: 「Guide to living in Palm Jumeirah – Dubai」(May 2025)、Nakheel: 「Palm Jumeirah – Luxury Residences」(March 2023)
パーム・ジュメイラは、ドバイの革新的精神を象徴するランドマークとして国際的な注目を集めています(*5)。ナキール社が主導開発したこの島は、アラビア湾に面した独特のパームツリー形状により、各住宅に比類のない海の眺望とプライバシーを提供します。シェイク・ザイード・ロード経由でドバイの主要エリアとシームレスに接続され、利便性と高級感を両立させています。
島内には世界クラスのマリーナ、プライベートビーチ、高級レストラン、デザイナーブティックが集積し、洗練されたライフスタイルを実現しています。ビーチクラブでの午後やSUSHISAMBAなどの著名レストランでの食事、アラビア湾に沈む夕日を眺めながらのくつろぎなど、上質な時間を過ごせる環境が整っています。
近年発表されたコモ・レジデンシズは、71階建ての超高層タワーとして、島のスカイラインに新たな存在感を加えています。
このような継続的な開発により、パーム・ジュメイラは単なる住宅地を超えた、国際的なリゾートデスティネーションとしての地位を強化しています。
パーム・ジュメイラの構造と位置関係がわかる概念マップ
各エリアをタップすると詳細情報が表示されます
出典:Nakheel: 「Palm Jumeirah – Luxury Residences」(March 2023)、World Construction Network: 「The Palm Jumeirah Development」(July 2023)、IJRPR Research: 「Construction of Dubai’s Palm Jumeirah」(2021)
2-1 フロンド・トランク・クレセントの3エリア構成
パーム・ジュメイラは、トランク、フロンド、クレセントという3つの主要エリアで構成されています(*1)。トランクは幹部分にあたり、長さ約300メートルの本島から伸びる中心軸として機能します(*7)。この部分には住宅アパートメント、ホテル、レストラン、カフェ、マリーナ、プライベートビーチ、ショッピングモール、アトラクション施設が集積しています。
フロンドは17本の枝状構造を持ち、1,730戸以上のビーチフロント・ヴィラを擁します。各ヴィラにはプライベートビーチへのアクセスが確保され、海に面した贅沢な居住空間を提供しています(*6)。トランクの中央部からは、各フロンドへと続く道路がゲート付き住宅コミュニティへと分岐しています。
クレセントは島全体を囲む11キロメートルの三日月形防波堤で、幅は断面で約200メートルあります。満潮時の海面から4メートル以上の高さを持ち、島の保護機能を果たします(*8)。防波堤の両端には328フィート幅の開口部が設けられ、13日ごとに海水が循環する仕組みになっています。トランクの先端からはトンネルでクレセントへ接続され、高級ビーチフロントリゾートやレジデンスが建ち並びます。
2-2 各エリアの特徴と代表的ランドマーク
トランクエリアは商業と居住が融合した活気ある空間で、6,000戸以上のラグジュアリーアパートメントと小売・商業施設が集まります(*5)。中東初のモノレールがトランクの全長を走り、各エリアへの移動を支えています。ショアライン・アパートメンツやパーム・ビュー、マリーナ・レジデンシズなど、多様な住宅プロジェクトが展開されています。
フロンドエリアには約1,500戸のビーチフロント・ヴィラが配置され、プライベートビーチアクセスと海の眺望を特徴とします。各フロンドはゲート付きコミュニティとして独立性を保ちながら、島全体の利便性も享受できる設計になっています。現代的な建築デザインが採用され、住民はアラビア湾の景色を楽しみながら暮らせます。
クレセントエリアは、世界的に有名なアトランティス・ザ・パームをはじめとする高級ホテルの大半が集中する場所です。この三日月形の防波堤上には、リゾートホテルやレジデンスが一直線に連なり、島全体を守りながらラグジュアリーな滞在体験を提供しています。
2-3 周辺エリアとの位置関係とアクセスイメージ
パーム・ジュメイラは北緯25度15分8秒、東経55度16分48秒に位置し、ブルーウォーターズ島とドバイ本土海岸線の間に戦略的に配置されています(*9)。DIFCまで車で25分、ダウンタウン・ドバイまで20分、ドバイ国際空港まで30分という優れたアクセス性を誇ります。アル・マクトゥーム国際空港へも35分でアクセス可能です(*5)。
シェイク・ザイード・ロードを経由することで、ドバイの主要地区へシームレスに接続されています。この立地の良さは、ビジネスとレジャーの両方を求める居住者や投資家にとって大きな魅力となっています。島の入口であるゲートウェイ駅には1,600台以上の駐車スペースが確保され、車でのアクセスも容易です(*10)。
パーム・ジュメイラの観光スポット完全ガイド【2025年最新版】
3-1 アトランティス・ザ・パーム&ロイヤルの見どころ

アトランティス・ザ・パームは、世界最大級のウォーターパークであるアクアベンチャーと、ロスト・チェンバーズ水族館を擁する総合リゾートです。
アクアベンチャーには105を超えるスライドとアトラクションがあり、高速ドロップや重力に逆らうターンなど、スリル満点の体験を提供します(*12)。サメが泳ぐラグーンでのダイビング体験や教育プログラムも人気です。
アトランティス・ザ・ロイヤルは、建設費15億ドル、約2,250億円をかけた超高級リゾートで、90のプールと17の世界クラスレストランを備えています(*12)。22階の高さに位置するクラウド22インフィニティプールからは、パノラマの都市景観を楽しめます。プライベートビーチ、マリーナ、高級ダイニングなど、充実した施設が揃います。
両施設とも、4歳から12歳の子供向けに設計されたUAE屈指のキッズクラブを提供しており、家族連れにも最適です。
ロスト・チェンバーズ水族館では、アンバサダー・ラグーンに65,000匹の海洋生物が展示され、神秘的な海底世界を体験できます(*15)。
3-2 ザ・ポイント(The Pointe)・ナキールモール

ザ・ポイントは、パーム・ジュメイラのトランク先端に位置する140万平方フィートのウォーターフロント複合施設です(*16)。80以上のレストラン、ショップ、エンターテインメント施設が集まり、アトランティス・ザ・パームの美しい海の眺めを楽しめる1.5キロメートルのプロムナードが特徴です。2019年12月にオープンしたこの施設は、観光客と地元住民の両方に人気のスポットとなっています。
ナキールモールは41万8,000平方メートルの広大な敷地に、350以上の店舗を擁する大型ショッピングセンターです(*17)。2019年12月の開業以来、多様なショッピング、ダイニング、エンターテインメントオプションを提供しています。パームジュメイラのトランク中央部に位置し、モノレールでのアクセスも便利です。
両施設とも、観光客が一日中楽しめる設計になっており、ショッピングから食事、エンターテインメントまで幅広いニーズに対応しています。海を眺めながらの散策や、夕暮れ時のダイニングは特別な体験となります。
3-3 絶景ビーチクラブと人気レストランエリア
ノブ・バイ・ザ・ビーチは、アトランティス・ザ・ロイヤル内に位置し、日本とペルーの融合料理とクラフトカクテルを提供する高級レストランです。白砂のビーチに面した開放的な空間で、上質なダイニング体験を楽しめます。裏はトゥルム風のビーチクラブで、パーム・ジュメイラの白砂ビーチに位置し、毎日午前9時から営業しています。
ギターノはJ1ビーチに位置するメキシカンダイニングで、65種類以上のアガベベーススピリッツを取り揃えています(*19)。洗練された雰囲気の中で、本格的なメキシコ料理を味わえます。ソルナ・レストランズ&ビーチクラブは、エーゲ海風のインテリアと地中海料理、プライベートプールを備えた高級ビーチクラブです。
これらのビーチクラブは、プライベートプール、ウォータースポーツ、アラビア湾の絶景など、プレミアムなサービスを提供しています。白砂のビーチでのリラックスや、サンセットを眺めながらのカクテルタイムは、パーム・ジュメイラならではの贅沢な体験です。
パーム・ジュメイラへのアクセスと移動方法

4-1 ドバイ中心部からの行き方(車・モノレール・タクシー)
ドバイ中心部からパーム・ジュメイラへは、複数の交通手段でアクセスできます。地下鉄を利用する場合は、レッドラインでDAMACプロパティーズ駅まで行き、そこからパーム・モノレールに乗り換えます。または、アル・カイル駅やドバイ・インターネット・シティ駅で下車し、タクシーやトラムでゲートウェイ駅に向かう方法もあります。
パーム・モノレールは2009年に開業し、ゲートウェイ駅からアトランティスまで10分で結びます(*23)。中東初のモノレールとして、アル・イッティハド公園、ナキールモール、アトランティス、ザ・ポイントを接続しています。車でアクセスする場合は、シェイク・ザイード・ロードからトランクのメインアクセス道路を経由し、標識に従って進みます。
タクシーは、ドバイ全域からパーム・ジュメイラの任意の場所まで直接アクセスできる便利な選択肢です。また、RTA運営のウォータータクシーやフェリーを利用すれば、ドバイの様々な地点から風光明媚な海上ルートでアクセスできます。
4-2 最寄り駅・駐車場・所要時間の目安
パーム・ジュメイラに最も近い地下鉄駅は、7.7キロメートル離れたドバイ・インターネット・シティ駅です(*24)。次に近いのはアル・カイル駅で、7.9キロメートルの距離にあります。メディアシティのトラム・バス駅も5.2キロメートル先にあり、徒歩約10分でアクセス可能です。
パーム・ゲートウェイ駅には1,600台以上の駐車スペースが用意されています(*10)。モノレール乗車券を提示すれば最初の3時間は無料で、その後は1時間あたり10AED、約400円の駐車料金がかかります。多くの大型ショッピングモールでは、料金発生前に3〜4時間の無料駐車が提供されています(*25)。
ドバイ中心部からパーム・ジュメイラまでのタクシー料金は90〜120AED、約3,600〜4,800円で、所要時間は約22分です(*26)。車で移動する場合の費用は12〜17AED、約480〜680円で、距離は27.4キロメートルです。
4-3 渋滞や料金の注意点
パーム・ジュメイラへのアクセスで注意すべきは、ピークタイムの渋滞です。午後4時から8時の時間帯は混雑が予想されるため、駐車スペースの確保や移動時間に余裕を持つことが推奨されます。この時間帯を避けることで、スムーズなアクセスと駐車が可能になります。
金曜日と祝日には、多くの公共駐車エリアで無料駐車が利用できます。これは観光客にとって費用を節約できる機会となります。ただし、人気の観光スポットでは混雑する可能性があるため、早めの到着が望ましいでしょう。
モノレールの運賃は比較的手頃で、片道5AED、約200円から利用できます(*22)。往復チケットは15AED、約600円からで、デイパスは無制限乗車で35AED、約1,400円です。家族向けには4人で利用できるファミリーパスが99AED、約3,960円で提供されています。身長110センチメートル以下の子供は無料で乗車できます。
FAQ|パーム・ジュメイラについてよくある質問

Q.パーム・ジュメイラにはどうやって行くの?モノレールやタクシーの料金は?
A.パーム・ジュメイラへは、ドバイ地下鉄レッドラインでDAMAC駅まで行き、パーム・モノレールに乗り換えるのが最も一般的です。
モノレールの片道料金は5AED、約200円で、往復は15AED、約600円からです。デイパスは35AED、約1,400円で無制限に乗車でき、4人家族向けパスは99AED、約3,960円です。身長110センチメートル以下の子供は無料です。
ドバイ中心部からのタクシーは90〜120AED、約3,600〜4,800円で、所要時間は約22分です。NOLカードもモノレールで使用できます。
Q.パーム・ジュメイラのおすすめ観光スポットは?どこを回ればいい?
A.パーム・ジュメイラで外せないのは、52階の高さ240メートルに位置するザ・ビュー・アット・ザ・パームで、360度のパノラマビューを楽しめます。
アクアベンチャー・ウォーターパークは1.4キロメートルの広さに105以上のスライドがあり、一日中楽しめます。
ロスト・チェンバーズ水族館では、アンバサダー・ラグーンに65,000匹の海洋生物を展示しています。全長11キロメートル、幅6メートルのパーム・ジュメイラ・ボードウォークでは、ジョギングやサイクリングが可能です。アトランティス・パーム・ホテル発着のヘリコプターツアーも、25分間の空中散歩を提供します。
Q.パーム・ジュメイラのホテルは高い?宿泊費の目安と選び方を知りたい
A.パーム・ジュメイラのホテル料金は幅広く、予算に応じて選択できます。
2025年10月時点で、3つ星ホテルは1泊69ポンド(約1万3,800円から)4つ星ホテルは115ポンド(約2万3,000円)から利用可能です。
5つ星のアトランティス・ザ・パームは1泊726ドル(約10万9,000円)です。アトランティス・ザ・ロイヤルは1泊1,399ドル(約21万円)の超高級リゾートです。
セント・レジス・ドバイなどの中価格帯は389ドル(約5万8,000円)から宿泊できます。最も安い時期は8月で平均114ポンド(約2万3,000円)、最も高い時期は12月で358ポンド(約7万2,000円)です。
まとめ|パーム・ジュメイラが象徴する”未来のドバイ”
パーム・ジュメイラは、560ヘクタールの広大な人工島に約25,000人が暮らし、30以上のラグジュアリーホテルと6,000戸以上の高級住宅を擁する世界最大級のリゾートアイランドです(*1)。1億1,000万立方メートルの砂と100億ドル、約1兆5,000億円の投資により実現したこの島は、ドバイの革新的精神と都市開発力を象徴しています(*2)。
トランク、フロンド、クレセントの3エリア構成は、それぞれ異なる魅力を持ち、居住者と観光客に多様な体験を提供します。アトランティス・ザ・パームの世界最大級ウォーターパークから、高級ビーチクラブ、ミシュラン級レストランまで、あらゆるラグジュアリー体験が集約されています。
ドバイ中心部から車で20〜30分、モノレールやタクシーで簡単にアクセスでき、訪れる価値のある世界的な観光デスティネーションです。
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出典元
- *1 Nakheel:「Palm Jumeirah – Luxury Residences, Retail, Leisure」(March 2023)
- *2 Two Continents:「Palm in Dubai – How was the famous artificial island created?」(December 2024)
- *3 Jagran Josh:「List of Top 10 Largest Artificial Islands in the World」(October 2025)
- *4 CECR:「Palm Jumeirah, United Arab Emirates」(December 2001)
- *5 Knight Frank:「Guide to living in Palm Jumeirah – Dubai」(May 2025)
- *6 The First Group:「The Essential Guide: Palm Jumeirah」(December 2000)
- *7 World Construction Network:「The Palm Jumeirah Development in Dubai, United Arab Emirates」(July 2023)
- *8 IJRPR Research Paper:「A Case Study on the Construction of Dubai’s Palm Jumeirah」(2021)
- *9 Dubai Metro Line:「Geography of Dubai: Location, Climate, and Key Facts about the City」(September 2025)
- *10 Palm Monorail:「The Palm Monorail Stations」(July 2017)
- *11 Airial Travel:「Atlantis The Palm (2025) – Best of TikTok, Instagram」(August 2025)
- *12 Airial Travel:「Atlantis The Royal (2025) – Best of TikTok, Instagram」(December 2024)
- *13 Atlantis:「Atlantis Aquaventure Waterpark Dubai | Best Amusement」(2024)
- *14 Atlantis:「Best Beach hotel in Dubai (with a view) Near Palm Jumeirah」(December 2024)
- *15 ACKO Travel:「Palm Jumeirah: Complete Guide for First-Time Visitors」(September 2025)
- *16 Palm Monorail:「The Pointe Palm Jumeirah」(December 2019)
- *17 Safaraq:「Everything to Know about Nakheel Mall in Dubai」(December 2024)
- *18 RTA:「RTA activates nol card on The Palm Monorail rides」(February 2022)
- *19 Luxury Travel Magazine:「Dubai’s best restaurants and beach clubs for luxury dining」(April 2025)
- *20 Solutions Leisure Group:「Ula » Dubai’s Beachfront Best Sun Spot」(September 2025)
- *21 Travelsetu:「How To Reach Palm Jumeirah (Dubai) In 2025」(July 2024)
- *22 Palm Monorail:「Palm Monorail FAQs and Tips」(2024)
- *23 The Palm:「The Palm Monorail overview in Dubai」(October 2024)
- *24 Life At Dubai:「How to get to Palm Jumeirah by Metro or bus?」(November 2023)
- *25 Palm Rent Car:「Complete Guide to Parking Costs and Regulations in Dubai」(August 2025)
- *26 Rome2Rio:「Dubai to Palm Jumeirah – 4 ways to travel via subway, taxi, and car」(July 2017)
- *27 The View at The Palm:「Frequently Asked Questions (FAQs)」(December 2024)
- *28 KAYAK:「Hotels in Palm Jumeirah (Dubai) from £69/night」(October 2025)
- *29 Travelocity:「Palm Jumeirah Hotels, Dubai: $132 Cheap Hotel Deals」(October 2025)